本文へ移動

熱処理プレス加工用小型高周波誘導加熱制御装置

本装置は、小型・省スペース・省電力等の環境・エネルギーに配慮し、従来までの材料研究開発にとって開発スピードの向上、コスト低減等考慮し、製作致しました。低融点難加工素形材料、特に Mg系合金などのプレス成型加工、鍛造成型加工に威力を発揮いたします。

本装置は平成24年度「ものづくり中小企業小規模事業者試作開発等支援補助金」により製作しました。
事業計画名
「熱処理プレス加工用小型高周波誘導加熱制御装置の試作開発と製品化及び事業化」

装置仕様

装置名:熱処理プレス加工用小型高周波誘導加熱制御装置
印加電圧(単相):1kVA 底部コイル単体
到達温度(800AV時):~700℃(試料φ50,H100mm)
加熱炉温度制御:±10℃
パワー制御方式:インバータ方式
動作共振周波数:10~100kHz
電源:単相A.C. 100V×3
サイズ: W1140mm×D570mm×H1600mm
重量:約350kg

<システム構成>
(1)高周波誘導加熱電源制御装置
(2)インピーダンスマッチングトランスシステム
(3)簡易サーボプレス(機能試作)機
(4)冷却ユニット
(5)システム電源

主な機能

誘導加熱制御
印加電圧電流をモニタリングしながら、加熱周波数をコントロールできます。
また、一度に2チャネル同時制御(回路的には3チャンネルまで可)も行えます。
加熱コイル冷却システム
加熱コイル内に冷却水を流すことによって、コイルの温度上昇を抑制し、安定した誘導加熱を行うことができます。
データロギング
SDカードへ計測した温度・荷重値・変位量を5msec間隔で記録できます。

表示性能・操作性

本体モニター画面
8インチ液晶パネルの採用によって、視認性がよく、4種類(温度ch1,温度ch2,温度ch3,ストローク/加圧力)のグラフを同時描画して、データの変化を確認できます。
設定画面一覧
タッチパネルの採用により、細かな設定が可能となっており、ご希望の操作イメージを再現でき、システムアップも容易です。

応用

本装置は、
『ものづくり補助事業展示商談会「中小企業 新ものづくり・新サービス展』
に出展しました。
出展動画
出展内容の詳細につきましては、下記リンクをご参照ください。
本開発機のデモンストレーション及び資料をご希望のお客様は、下記よりご連絡ください。
連絡先:株式会社ケイ・オー 技術開発部 新規事業開発グループ
当社のホームページに使用している画像の一部は、
PIXTA社(https://pixta.jp/)が保有している画像を活用しています。
TOPへ戻る